小学校教育と共に親の柔軟なサポートも大切
真新しいランドセルを背負い小学校へ通うようになると、小さな子供も少しだけお兄さんお姉さんになったように感じます。遊ぶのがメインの保育園時代とは異なり、小学校からは勉強が本格的になるので、親としては勉強面も心配です。学校教育では幅広い知識を学ぶことになりますが、我が子はついていけるのかどうか、良い成績を収めることができるのか、長い人生を歩んできた親には気がかりで仕方がなくなります。すべての子供が同じように学校教育を受けていきますので、決められたカリキュラムを次々にこなすことになり、そんな中で学習内容をまだ完全に理解できないことが起きれば、勉強に遅れをとってしまうかもしれません。すぐに質問をして問題解決できる子供ならいいですが、何を質問するのかもわからない、言い出せない子供ではやる気さえなくなるばかりです。特に学年を重ねていくと、勉強はもっと難しくなりますし、やがて中学受験も控えています。その子供に合った勉強方法を取り入れること、学校だけに丸投げをせずに親も学年及び我が子に合った勉強をサポートすることも大切なことです。学習というのはポイントを押さえて行うのがコツであり、それが子供のやる気を向上させることにもつながります。実は子供という生き物は、新しいことに挑戦をしたり覚えるのが大人よりもずっと好きです。家での勉強も予習をさせたらいいですし、予習をまだ低学年のころから習慣化してしまうと、高学年になっても負担にはなりません。また予習をするのとともに、復習の習慣もつけさせること、算数の九九とひらがななどは、低学年のうちに覚えさせることも大事です。びっくりするくらい子供は好奇心が旺盛で、いろいろな事柄に興味を持ちますので、それをきっかけにすれば幅広く学習をすることにつながりますし、本人にとってもそれは楽しいことになります。勉強の習慣は大人になってからつけるのは至難の業ですが、小学校時代から習慣になっていれば鬼に金棒です。